視聴者の皆さんが送ってくれたレポート! |
さて、昨日楽しみにしていた小山田くんの福岡でのコンサート(ホール編)があったのでレポートします。
ホール編と断わったのは、このツアーにはクラブっぽいところでやるのとホールでやるのと2種類あるようなので。福岡でも前日(10/21)、以前私がカジくんを見たスカラエスパシオというところであり、この日は二日目です。21日は、あとで知ったのと、仕事など他にいろいろあって行けませんでした。
Cornelius Fantasmatic World Tour
97年10月22日 福岡サンパレス 5000円
7:15〜8:20
今回のこのコンサート、何かとても申しわけない聞き方、というか参加の仕方をしてしまったようで、すごく後味が悪いんです実は。あ、でも別にそれは私自身のことであって、ライブが悪かったとかそういう意味ではないです。
福岡はだいたいツアーの真中へんなんですけど、すでにコーネリアスのファンページにはその前のライブレポートがアップしてあって、今回はそれを読んで、グッズ情報もきっちり仕入れてから出かけたんです。
だから、結局はそのレポートをなぞるような感じになってしまった、というか「あ〜なるほどね」という感じで見てしまったので、なんかコンサートを作っている方々にとっても悪いような気がして・・・。
もちろん、どういう見方をしてもこっちの自由だし、かまわないとは思うんですけど。
小山田くんごめんね。
それではレポート行きます。
福岡サンパレスは初めてなので、少し早めに行ったんですがすでに開場を待つ人達がずらりと並んでました。別に全席指定なので並ばなくてもいいんですけども、なんで並ぶかというと、早く入らないとお目当てのグッズが売り切れる恐れがあるからです(^^; 私が並んだのは5時50分ぐらいで、本当は開場時間は6時半だったのですがそれよりも早く、6時15分ぐらいに開場しました。
入ってすぐ、普通なら席に行くんでしょうが、ここでそれをしたんじゃ真のコーネリアスフリークとは言えないぜ! すぐにグッズ販売の列に並びます。
一方通行にしてあって、15人ぐらいずつ区切って8人いる販売員さんのいるところに行くようにしてありました。福岡で売っていたグッズは
1.Cornelius Fantasmatic World Tour Travel Kit(\5000)
今回の席は1F26列ということで始めから全然期待してなかったんですが、いや〜行ってみなきゃわからないもんですね! コントロール卓っていうのかな?あの音響担当さんが座るところがあって、その後ろに通路があって、その後ろ2列目だったので、始まる前座っててもステージ全体がものすごくよく見えてたんです。それだけでも「ラッキー」と思ったんですけど、前列に座ってた男の子達がコンサートの間中ずっと座っててくれたので、久しぶりに「人のすき間からみないでも大丈夫」なコンサートを堪能できました。しかも、始まりと同時に一応立ったんですけど(周りのコ達も立ってたので)1/3ぐらい終わったところで「これは立ってっても座っても一緒だ」と思い、それから最後までは座って見ていました。
コンサート自体は、とにかくCD「FANTAZMA」そのものでした。曲順もまったくCD通りで、途中1曲違う曲が入りましたが(BRAND NEW SEASON)。
あのCDを、音と光と映像で表現したらば、あのようになるのだということでしょう。セットも近未来ふうで、ディズニーの宇宙もののアトラクションのよう。そういえば、あのコンサート自体そんな感じがしないでもないですね。
ステージの上、左右一つずつスクリーンがあり、あとカーテンのような、緞帳がわりの白い幕とその3つをうまく使って、めちゃくちゃ凝りまくった映像がほとんどとぎれずに、音楽と連動して映し出されていました。海外の古い映画とかアニメとかドラマとかの映像が多かったと思います。
途中全然切れ目がなかったので、メモをとる暇もなく終わってしまいました(^^;
曲ごとにちゃんと演出があり、「MONKEY」という曲では猿の惑星のようなかんじの猿が出てきて瓦割りを披露していました(もしかして曲違ってるかも、でも「スターフルーツ・・・」ではなかったです)。HEY!3でやったのがよほど気にいったのでしょうか?
あとすごかったのがライティング。ステージ中央後方、そうちょうど小山田くんの後ろのあたりにある、ビルのように積まれたライトから、まぶしい光が曲にあわせてぴかぴか。とても見つめ続けていられず、思わず目をそらしてしまうほどです。あと客席を照らすライトもたくさんあったし、レーザーもキレイ。普通のライトも色がすご〜くきれいでした。
バンドのメンバーは、ボーカル、ギター、テルミン、途中1曲ドラム、が小山田くん。ドラムがヨシエさん、シンセのオペレーターがみしまさん。キーボード堀江さん(途中でギターも弾いてたような)。ギター山下さん。ベースが大橋くん。他にバイオリンの方が3人いらっしゃいました。全員オレンジと白のボーダーTシャツ。ヨシエさん以外はみんな黒のサングラスをしてました。
さて、見た感想ですけど、なんだか高校生んとき見たYMOのライブを思い出してしまいました。あの時も、MCなしでひたすら曲を演奏して、お客さんはそれをかたずを飲んで見守るというような感じだったんですけど、そういうの、久しぶりに経験しました。これを良しとするか、え〜〜〜っと思うかは、個人の好みでしょう。昨日のお客さんも、曲に合わせて身体を動かしてはいたけど、踊りまくったり一緒に歌ったりというのはほとんどなく、ただボーゼンとしてステージを見つめるだけの人が多かったように思います。他の方のレポートを見るとホールではどこもそんな感じみたいです。スタンディング会場ではもっとアツイ(^^;らしいですが。
私はこれはこれでいいんじゃないの、と思いましたけど。難をいえばちょっと時間が短い(正味1時間10分ほど)。ノリノリの(この言葉も古いなあ〜)、それこそ涙が出るような感激のライブもいいけど、こんな「ショー」みたいな、う〜ん表現するのが難しいな〜、TVのような?ビデオのような?テーマパークのアトラクションのような?そんなのもあっていいんじゃないでしょうか?もう少したつと、きっと雑誌などにいろいろ出るんでしょうけど、いったいどういうふうに書かれるのか、結構楽しみです。
あと、昨日私が思ったのは、来ているお客さんのこと。小沢くん、カジくんの時と違うのは男の子が多い!男女比4:6ぐらいな感じでした。それから、一人で来ている人が男女とも結構いました(まあ私もその一人だったんですが)。年齢層も高校生ぐらいからで、みんなすごく落ち着いた感じ。服装も、ごく普通でした。さすがにボーダーのTシャツの子とニット帽は多かったですけど、あとはみんな普段着ぽい格好でちょっと意外な感じを受けました。会場でも騒いだりとか全然そんなことなかったし、みんな席に座っておとなしくアンケートを書いたり、静かにおしゃべりしながら待ってました。
アンケートは面白かったです。私は大抵家にもって帰って後で郵送するんですけど、普通の項目の他に「県の花、鳥、木を知っていますか?」とか「サッカー日本代表はワールドカップにいけると思いますか?」とか(^^; う〜ん、結果をぜひ知りたいものです。
11/16(日)「の武道館がこのツアーの最終日なんですけど、武道館は特別バージョンということでFMラジオ持参だそうです。ということは、FM電波を飛ばすんですね、きっと。これもむか〜し昔行った「大瀧詠一ヘッドフォンコンサート」みたい。
う〜ん、時代がぐる〜〜っと一回りして戻ってきたのでしょうか??大瀧さんの新譜も出たことだし(驚きの一言でした)。今世紀じゅうには出ないと確信していたので、嬉しい気持ちよりもはっきり言って「驚きでしたね。やれば出来るんじゃないの(^^;
きくちさんもぜひ、時間の都合がついたら武道館へ行かれて下さい。いつもですけど長いレポート読んでいただいてありがとうございました。後日、名古屋レポートも書いて送りま〜す。それでわ。