REPORT
視聴者の皆さんが送ってくれた収録レポート!

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さぬきとよこさんの
THE ALFEE 17th summer ONE NIGHT DREAM
at 昭和記念公園
ライヴレポート
(98/08/16)

THE ALFEE17回目の夏のイベント、行ってきました。私が初めてイベントに参加したのは12年前のTOKYO BAY-AREA。もう何回もこの『夏のお約束』に訪れているけれど、こんなに暑いのは久しぶり。しかも風がない!!! あついっ、あついっ。
気温何度??と聞く気力さえなかった。(翌日の新聞に載っていた『体感気温40度』を知らなくて良かった)
そんなこんなで最寄り駅から会場までの約30分、日陰をさがしつつ歩きました。

会場の『みんなの原っぱ』は公園内のまん中にある、文字どおりの『原っぱ』。そう!! 原っぱと言う事は障害物はない=影はない…。会場内唯一の影はステージの端にある大きな木と巨大なイントレ、それからちょっとだけ設置したテント。
このほんの少しの日陰の人口密度は無茶苦茶高かった(笑)

夕方6時ちょっと過ぎ。昼間よりはちょっと日ざしは弱くなったけれど、あいかわらず無風。
それまで流れていたフランス調のSEが変わり、場内はほんわかムードから一気にコンサートモードへ…。
一番新しいアルバム『Nouvelle Vague』の1曲目『Crisis Game〜世紀末の危険な遊戯』からの始まり。
その後、いつもの様にだ〜〜〜〜っとノリの良い曲を続け、身体がほぐれたところで坂崎さんのMC。
『去年はあんなに風が強かったのに…』なんて会場みんなが考えていたことを話したり、『ステージにはいろんなもの来ます、昨日は虫だったけど、今日は…バックステージパス!!!(笑)』(ホントに落とした人がいたらしい(^^; )。なんて笑わせたりして、いつの間にか彼の話に引き込まれていきます。そしてようやく夕暮れになってきた頃、そんな空にぴったりとくる聴かせる曲。特に『Nobody Knows Me』は夕暮れにぴったりで野外でやる自然はこの曲の最高の特効になると感じました。
本格的に暗くなるとだんだんと真面目なMC、メッセージ色の強い曲へ移り、それにあわせて今度はライティングが映えます。真っ暗な空に通るレーザー光線はステージから刺さってくるようで普通の会館よりももっと広大さがありました。春のツアーで最初の曲だった『Heart Of Justice』で本編は終了。

アンコール1回目は大盛り上がり大会!!! 
ファンは踊りまくるし、ステージ上のメンバーが花道を右へ左へ、移動するたびに『きゃ〜〜〜』という歓声があがりました。
アンコール後半、ALFEEの夏といえば、花火でしょう。去年の花火が出来なかった屈辱をはらすような、赤、青、緑などの色とりどりの花火と共に、『夢よ急げ』『SWEAT & TEARS』というLIVEには欠かせない曲が続きます。そして『SWEAT & TEARS』のラストはやはり高見澤さんの獅子舞のようなヘッドバッキングでしょう。とても44歳とは思えない。曲が終わって一言『まだまだ、みんなのヘッドバッキングは負けない』。…だれも対抗できません、あんなに凄いのは(笑)。盛り上がったままアンコール終了。

…と思いきや、1回のアンコールで済む、ALFEEとファンではない!!当然2回目。今度は180度違うALFEE。ドレッシーな衣装の3人、始まった曲はS&Gの名曲『明日に架ける橋』、『Pride』。桜井さんの歌声はやっぱり上手い。良い声してます。そして、驚くべき事は『Pride』で4万人のファンを前に、3人とギター1本、マイクを通さずに歌った事。最後列にいた人にも聞こえたとのこと、あの大きな原っぱで、3人の声だけが響いていた状況、今思い出しても鳥肌が立ちます。ファンへの気持ちと25年の彼等のPrideが伝わってきました。そのしんとした雰囲気の中、高見澤さんの感極まったMC に続いた曲は『Rockdom-風に吹かれて-』。12年前のTOKYOで最後に歌った曲、そのとき初めて聴いたのに10万人のファンが、みんなで最後に口ずさんだ歌。曲を聴きながら、あの夜と同じ様に12年経った今でもALFE Eのイベントに来ている、そんな毎年の行事がとても愛おしく思えました。

毎年の行事、お祭りだと思っていたイベント、今回はそれ以上の『ONE NIGHT DREA M』を感じました。
きっとこんな想いをすることができるのも彼等と共に夏の1日を過ごす事が出来るから、来年はどんなイベントだろう??と今から楽しみにしている事ができるのも年中無休のTHE ALFEEだから、なんでしょう、きっと。

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