REPORT
視聴者の皆さんが送ってくれた収録レポート!

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さぬきとよこさんの
THE ALFEE Count Down'98 Nouvelle Vague
(98/12/29;大阪城ホール)

REPORT…とうとうこの日がやってきました。ツアーファイナル、大阪城。10月22日から始まった秋のツアーもいよいよ終わりです。実は私にとってこの秋10本めのLIVE、周囲からは『なんでそんなに…』とか『よっぽど好きなんだね』と半ば呆れられても、1本1本が違う曲や出来ごとが起こるのがALFEEのLIVE、こうなるとついつい行ってしまうのです。

この日も今ツアー初めて演奏の『2人のシーズン』などの数曲が変わり、前奏部分でそれに気付いたファンの歓声が上がります。アリーナクラスの会館限定のFling Takamiy。その名の通り高見沢さんが宙吊りになりギターを弾いて歌ったり、拳を上げたり…しかしスペシャルはこの事ではなかった!!

アンコール、今まで各会場で出現していた桜井さん演ずる”ヒッピー”が現れない…??と思っていたらステージ上のスクリーンに登場。初日にアメリカから連れてこられたという設定のヒッピー桜井はツアーに周りながらTシャツを売ってどうにかアメリカに帰れたという細かい所まで話が出来ている(^^; で、ヒッピーが言うには、アメリカでスリにあった…『スリってなぁ…』『スリってなぁ…』『スリーテナー!!』…コテコテのギャグとともに『3大テノール』の正装をした3人が登場。意外なゲスト(??)に城ホール内は大歓声です。厳かに『オーソーレミヨ』を歌い上げる3人は見事なハーモニーです。…しかしここでも彼等はサービス精神を見せていました。何しろ見た目が凄かった(笑)。3人ともタキシード、これは似合ってる、うんうん。
でも、3人の顔には…えっヒゲが生えている(笑)。もともとヒゲの生えている桜井さんには顎を1周するようなヒゲ、高見沢さんには何度も取れる口ヒゲ。極め付けは坂崎さん…髪の色と全然あっていない顎ヒゲ&口ヒゲ(笑)。まるでライオンの様になっていました。余りにもおかしすぎて、真横にいた桜井さんが坂崎さんの顔を見る事が出来なかったほど。何もここまで…と思わせるぐらいやらないとファンは納得しないし、それが分かっているALFEE、この関係は年々エスカレートします、今年は去年よりも当然上を行っていました(笑)。しかし、こんなことをやってもさすがにMusician、ノセる時はノセても聴かせる時は聴かせます。
ノセるアンコールのあとはしっかりと聴かせるアンコールです。ツアーのなかでラストの曲として歌い続けてきた『Musician』。この日は特に気合いが入っていた気がしました。もともとはアコースティックな曲でしたが、アレンジされてハードなイメージを持つ曲になっていました。5人のそれぞれのパートの『Musician』が出す力強さが加わっていたように思います。
この曲を最後に今回のツアーはほとんどの会場は終了していたのですが、大阪はその後もう1度アンコールがあり、来年のツアータイトルでもある『AD.1999』を会場内での大合唱。大盛り上がりのままメンバーが去ったステージ上のスクリーンに映された"Thank you OOSAKA,See You Agein in AD.1999”は大阪城ホールにいたすべての人たちに次へのステージを楽しみにさせる言葉になったと思います。6時30分開演予定のコンサートなのに終了は10時過ぎ。たっぷり3時間半はあったLIVE、何年たっても変わらずにステージをやり続ける彼等は来年もしっかりとツアーをやります。春ツアーの3ヶ月だけでも36本、何箇所行けるかわかりませんが、今から楽しみです。

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