REPORT
視聴者の皆さんが送ってくれたレポート!

Tさんの
Hit&Run 2000GTR-S
ライヴレポート(8/18)

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Hit&Run 2000GTR−S in 日本武道館 Live Report
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8月18日、待ちに待ったイベント、Hit&Run 2000GTR-Sの日。もう言わずと知れた、という感じがするほど有名になってしまったこのイベントであるが、一応説明しておくと、奥田民生、PUFFY、SPARKS GO GOなどが所属する事務所SMAのHit&Runというセクションの全アーティストが参加する、いわゆる「お祭り」なのである。そして、今回のイベントでは、全アーティストをなんと「あみだくじ」で3つのバンドに分けて、いわゆる「対バン」をやろうという企画なのだ。それでは、各バンドのメンバーを紹介しておこう。(出演順)

  • La 川西幸一 de トップギャランDEUX
    川西幸一(VANILLA)、坂巻晋(VANILLA)、橘いずみ、ACO、NANA
  • ボーボーズ
    斎藤誠、橘 哲也(SPARKS GO GO)、橘 厚也(SPARKS GOGO)奥田民生、大貫亜美(PUFFY)
  • ワイキキチャンピオンズ
    八熊慎一(SPARKS GOGO)、阿部義晴、野山昭雄(VANILLA)、笹本希絵(VANILLA)、吉村由美(PUFFY)

今回のイベントは、長崎、札幌、東京の3会場で行われたわけだが、各バンドがそれぞれ「宣伝担当地区」というのを持っており、La 川西幸一...=長崎、ボーボーズ=札幌、ワイキキ...=東京がそれぞれの宣伝担当地区であった。そして、これはバンドの出演順に関係しており、担当地区のバンドがトリを務めるというしくみになっている。したがって、武道館のトリはもちろんワイキキチャンピオンズであった。...と説明はこの辺にして、いよいよレポートに行ってみようと思う。このイベント、私のお目当ては何といっても、PUFFYと民生である。もちろん、Hit&Runのアーティストはすべてお気に入りなのであるが。ぱひーちゃんが大好きな私は、当然、その日もTVKの早起き生放送番組、「sakUSakuモーニングコール」を早起きして見たのであるが、ライブ当日ということもあり、PUFFYもイベントグッズとして売られている「2000GTR-S Tシャツ」を着用。これがメチャメチャかわいいっ!!それを見た時点で、私はこのTシャツを絶対にGETすることを決意。しかし、Hit&Runの物販はPUFFYTシャツや民生Tシャツをはじめとして大人気であることはもはや周知の事実。開演時間に合わせて行こうなどという悠長な考えをしているヒマはないのである。そこで私は開場2時間前の3時半には武道館に到着し、無事に、Tシャツ2種類、キャップ、バスタオルの必須(?)グッズを入手したのであった。その後すぐにTシャツを着替えたことは言うまでもないことである。

開演時間近くまで、渋谷に戻ってブラブラし、そしていよいよ武道館へ。再び武道館に戻ったときには案の定、Tシャツは全て完売していた。席に行ってみると、なんとステージの真横!!出演者が入場するステージ脇の出入り口の真上、とでもいおうか。とにかくなんともいえない席であった。が、距離はめちゃめちゃ近く、ある意味、下手にアリーナ席に行くよりも全然素晴らしい席である。この日はインターネットライブ中継が行われることもあり、6時半の開演ちょうどにスタートするかとも思われたが、ちょっぴり時間は押した。

まずは、SMAの2000GTR-S実行委員長、マネージャーの鈴木さんのあいさつからイベントはスタート。イベントの説明から、物販の宣伝まで、この雰囲気、やっぱりあなどれない事務所である。そして、最初のバンド、La 川西幸一 de トップギャランDUEXの登場である。民生さんのライブでもおなじみのプリンス斎藤氏がサポートで加わったりして、うん、なかなか。女性ボーカルを3人も持つこのバンド、スタンドマイクを3つ並べて3人で歌う姿は、なんだかキャンディーズみたい。ギターを持って歌ういずみさんはやっぱカッコイイ。途中、NANAさんがPALMSの相方である斎藤誠さんを呼んで「恋人じゃない」を歌ったときには、かなりの盛り上がりを見せた私達である(この曲大好き)。そして、ACOちゃんのソロの時、私のコンタクトがずれるという大ハプニング発生!!暗闇の中(特にACOちゃんの時、照明暗いんだもん)必死の修復作業になんとか成功し、ほっとする。そんなこんなで、このバンドは終わるのだがラストの曲が終わったら、ACOちゃんがとっととステージから去ってしまうというこれまたハプニング発生(笑)全員であいさつしようと並んだメンバーはACOが行方不明なことに気づき、いずみさんの「業務連絡、ACOちゃん、ステージに来てください」というアナウンスが流れちゃったりもする(笑)。

さぁ、次は待ちに待った「ボーボーズ」の登場だ!!ボーボーズのコンセプトは「ドロボー」である(笑)。「ドロボー」ことリーダー斎藤誠を筆頭に、「ドロ1」奥田、「ドロ2」斎藤(兄)、「ドロ3」斎藤(弟)、そして「ボボーヌキボミ」こと大貫亜美。なんてネーミングなのだ(笑)。そんなステキなボーボーズは衣装も素晴らしかった。シマシマの囚人服上下に身を包み、もちろん帽子もシマシマさ。そしてサングラスに忘れちゃならないボーボーのヒゲ。うーん、ボミちゃんの顔が全然見えん(泣)。しかし、パフォーマンスは本当に素晴らしいっ!!まず、「ボーボーズのテーマ」からスタート。これはみなさんご存知、「太陽にほえろ」のオープニングテーマである(笑)。ボミちゃんのエレキサックスがなんともいえない響きを醸し出す。そして続けてキャッツアイ。あくまでも泥棒な人たちだ。間奏でボミちゃんがステージの後ろの客席の方に来てくれる。いぇーい。やっぱヒゲ面でも君はかわいい。そして、なぜか「お嫁においで」なんかも歌って、斎藤誠さんの名曲、「今僕を泣かせて」。うーん、なんていい曲なのだ。しかし、横でボミちゃんが橘兄の振り付けによるけだるい、しかしとてもかわいい踊りをしており、それに見とれ、笑ってしまう。さらにボミちゃんのソロ、「Be SomeoneTonight」。英語詩のこの曲はものすごくノリがよく、最高。そして、ボミちゃんの元に突如、スタイリストさんが現れる...。おいおいっ、今度はかつらかい?ボミちゃんの頭が一気にでっかくなる(笑)。おお、ジミヘン(JIMI HENDRIX)ではないか!!「ジミーです」という軽い挨拶をするボミである。さらにさらに、なんともいえないイントロが...。うぉーっ!!民生さんによる「祭り」(BY 北島三郎)である。素晴らしい...。この歌のうまさ、演歌を演歌に思わせない、やはりただものではない。感動。ラストは、名曲「ありがとう」を民生&亜美で歌ってボーボーズ終了。

トリはもちろんワイキキチャンピオンズだ。テーマは夏。私は今まで何度も生吉村由美を見てきたが、見るたびに思う。めちゃめちゃかわいいぞっ!!と。こういう言い方はもしかしたら、失礼なのかもしれないが、テレビや雑誌で見るより、何倍もきれいなのである。そして、もちろん、今回も例外ではなかった。吉村由美の「コモエスタっ!アミーゴっっ!!」というなんともいえないすてきなDJ(笑)、続いてイタリア語でのカウント、「おにいちゃん、おねえちゃん」など、HEY!3のオープニングで鍛え上げたつたないDJによってワイキキチャンピオンズ、スタートである!!ABEX GO GOの「お世話になりました」や「夏の大将」、ぱひーちゃんの「Simple」、VANILLAの「愛をちょうだい」などもうとにかく大盛り上がり!!「V.A.C.A.T.I.O.N」も聞けたし、希絵&由美による「アジアの純真」と素晴らしい構成であった。ヤックの人気も相変わらずすさまじい。サポートメンバーとしてドラムを叩いた鈴木祥子さんのカッコよさにもうっとりである。由美ちゃんのウクレレもステキだった。

で、最後に2000 ALL STARSってことで、全員揃って、「ロコモーション」とイベントテーマ曲の「ハラダ記念日」でイベントは終了。この時、ボーボーズもやっと素顔になり(笑)、ボミちゃんは亜美ちゃんになっていた。あー、かわいい。

そんなこんなで、めちゃめちゃ長くなってしまいましたが、イベント自体、約3時間にも及んだので、終わった後は結構疲れがありました。でも、楽しかったぁ。この夏、最高の思い出です。


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